香川塩ビ工業 直営店 公式オンラインショップ

商品説明
状態：新品
名称：-。
サイズ（大きさ）：写真参照。
素材/材質：純銀の針金。
注意：モニター発色の具合により、実際の色味と異なる場合がございます。
アブのコグホイール用クリップの自作用ワイヤーです。

純銀：軟線：約5ｃｍ

コグホイールはガタがなく、軽く回るような設定がベストです。しかしながら、純正のカシメタイプは0.5〜1ｍｍ程度のガタが出てガタガタ。
2ｂｂコグを入れることでシム調整が可能になり、純正カシメよりマシにはなりますが、固定でＥリングを使うと、Ｅリングがストレート形状で、リング状ポスト先端にキチッとフィットしないため、0.5ｍｍ程度のガタが残ります。ここで円柱状のワイヤークリップを作り、コグポストに入れることで、リング状ポストにきっちりフィットし、ベアリングの内輪にクリップ下端が当たる形で固定ができます。結果、ガタを0.1〜0.2ｍｍ程度まで煮詰めることが可能になります。純正のＥリングからシム調整＆リング状クリップにしただけで、驚くほどノイズが減り、回転がスムーズになるため、当然ながら飛距離は上がり、バックラは起きにくくなります。

よく勘違いされますが、ベアリング付きパーツを入れたり、ベアリングを性能の良いのに変えたりしても、こーゆーガタを殺さなければ飛距離というのはあまり変わりません。

リールチューニングの本質は、ガタを殺し、回転をスムーズにすることにありますので、こういった商品を是非活用してください。

作り方と取り付け方
1.純銀ワイヤーをアブのスプールシャフトの3ｍｍ部分にきつけて、コイル状にします。
2.抜いて、スプリングを作ります。
3.ニッパで、半円プラスアルファくらいのリングに切ります。5ｃｍで最低でも5個は作れます。
4.コグホイル下に0.2ｍｍ程度のシムを入れ、自作リングをコグポストにツメで押し込んで、固定します。カチッ等の音はせずに、ニュッと入って固定されます。
※スプリングから切り取ったので、ヒネリが加わっていますが、このまま入れて問題なければそのまま。もしヒネリがきつすぎてキチンと固定できなければ、ラジペンの先で、ヒネリをつぶし、まっすぐにする。
あえてヒネリを少し残し、よりガタを殺すこともできるので、試行錯誤お願いします。

固定したリングクリップの外し方。ツメの先を使い、押し出すようにすると、少し浮くので、そこにマイナスドライバを入れて外す。
もし脱着で固定が緩くなったときは、ペンチで少しつぶしてテンションを調整してください。

変色について
純銀なので黒ずむことがありますが、品質に問題ありません。気になる方はネットで掃除方法を調べて対応お願いします。

ステンレスワイヤー、アルミワイヤーとの違い
ステンレス、アルミワイヤーでもリングクリップは作れますが、純銀に比べて硬いのでリングが作りにくく、また、コグポストに入れる際、相当な力がいります。ラジペンでないと固定ができず、固定の際、硬すぎてコグポストを痛めることがあります。また、外すときは、田宮のＥリングセッターが必須で、これも外す際、かなりの力がいります。純銀ワイヤーはいい感じの硬さで、リングが作りやすく、脱着はしやすく、固定もキチンとでき、ベストな材質といえます。

※純正4490はハンドルの固定クリップにも使えますが、自作ワイヤークリップは、コグホイル固定用のみで、ハンドル固定には使わないでください。幅が違うので、ナットが入らないかもしれないのと、ハンドル部は負荷がかかるので、外れるリスクがあるからです。

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