香川塩ビ工業 直営店 公式オンラインショップ

商品説明
状態：新品
名称：リールカスタム用ツールパーツ。
サイズ（大きさ）：写真参照。
素材/材質：-。
注意：モニター発色の具合により、実際の色味と異なる場合がございます。
内容品はタイトル参照。改造は自己責任にてお願いします。

ラインローラーのダブルベアリング化キットです。
0.05シムのみ付属タイプ。

適合
[ダイワ]
11カルディア・11フリームス・12ルビアスなどの、4mmローラーアームシャフトの根本に凸のあるモデル。

通常、この手のチューニングでは、8mmハウジングを持ったローラーアームが対象となります。
該当アームは、両サイドに8mmハウジングを持っており、そこにハメアイ7.9mm程度の樹脂カラーを入れ、カラーに740薄型オープンベアリングをセット。これをアッセンブリとし、それをシムを使ってセンター出しをして完了となります。
シャフト長等もすべて図面に記載しておりますので、それを参照してください。「ＯＯに合いますか？」お断り。調べるのが手間。自分でバラして調べてください。

純正市販品では、2種類のキットが出ており、アームシャフトの特徴によって、シムの有無で差別化を行っています。

それは、ラインローラーをセットするシャフトが2種類あり、11フリームスのような「シャフト根本台座に既に凸があるモデル」と16EM MSのような「シャフト根本に凸がないモデル」が存在するからです。
図面写真参照。

凸があるモデルはキットにシムはついていません。凸がシムになるからです。一方、凸がないモデルは0.7ｍｍ程度のシムを入れて、アッセンブリのセンター出しを行います。そのため、シャフト凸なしタイプはシムが付いています。
このため、16EM MS用のキットはシムが付いており、11フリームス用のキットはシムが付いていません。

市販キットの構成部品は、
(1)ローラーカラー（ローラーアームとベアリングのスペーサー）
(2)ローラーパッキン（海水侵入を防ぐためのベアリングのゴムカバー）
(3)0.7ｍｍシム（内径4-外径6.65-幅0.67ｍｍ ノギス測定）
(4)ベアリング(内径4-外径7-幅2ｍｍ)
となっており、11フリームス用が、[(1)(2)(4)]、16EM MS用が[(1)(2)(3)(4)]です。

本題に入ります。

当店のキットの特徴を以下に示します。

[構成部品]
(1)ローラーカラー：ダイワ純正品。
(2)ベアリング：NMBミネベア DDL740開放型(内径4-外径7-幅2.0mm)
(3)オリジナルシム0.05(内径4-外径4.60-幅0.05mmステンレス SUS304)

※ローラーパッキンは、必要ないと思うので付属しません。
パッキンはベアリングのカバーとして使われており、ベアリングの回転が悪くなるのと、カバーのおかげで整備性が悪く、分解注油が手間。密封性も完ぺきではないため、結局は海水が入り、またパッキンのおかげで、入った海水が出にくい。などの理由から、当店は、パッキンは必要ないものとします。ダイワ630ZZタイプ、シマノ740ZZタイプのラインローラーはパッキンは付属していません。ベアリングむき出しで、消耗→交換で対応しています。それで十分です。
どうしても必要な方は、当店、別売りもしておりますので、そちらを合わせて購入ください。パッキンがないのでコストダウンにも貢献しています。

(1)教科書通りにチューニングすると、0.15ｍｍ前後のガタが出てアームがグラグラとします。純正の時点で同程度のガタが出ているので問題ないかもしれませんが、私はそれが嫌なので、当商品はその隙間を詰めれるように、0.05ｍｍという極薄シムを付け、キッチリとガタを殺せるようにしています。
また、そのシムサイズは内径4-外径4.60ｍｍで、ダイワ純正品並にスリムです。そのため、別売ローラーパッキンを使用した際でもシム外径がパッキン内壁に接触することがありません。純正と同じパッキン有セッティングでも使用可能です。材質は海水に強いステン(SUS304)です。

(2)ローラーカラーは市販キットと同様、ダイワ純正品を使用しております。（18カルディアパーツ）
市販品の中には、若干高価なルビアス系のメタルカラーを使っているものもありますが、サイズがほぼ同じなので安価な樹脂カラーで流用が可能です。メタルカラーをご希望の方は、当店、12ルビアスのメタルカラーも別売りしておりますので、当店出品物をご覧ください。
※元々がメタルカラー1個1BB仕様の個体（12ルビアスなど）でベアリング追加する場合も、追加分は樹脂カラーでも問題ありません。

(3)ベアリングは安価で高品質なミネベアのステンベアリングです。

[インストール方法]
(1)ハンドルをフリーにしてアームレバーのビスを外し、レバーを倒して外します。
(2)ローラーアームをすべて分解します。
(3)写真のように組みます。
この際使うシムは、ワイヤー側、アームレバー側、どちらでも構いませんが、ダイワ純正のセッティングはローラーアームがワイヤー側にめり込んだようなセッティングになっているため、私はワイヤー側にシムをセットし、アッセンブリをレバー側に寄せるセッティングで仕上げています。
推奨：ワイヤー側に0.05ｍｍシムを2枚。個体差ありますので最終調整はお客様でお願いします。
(4)アームレバーをビス止め後、アームを爪楊枝で回してみて、ガタがなく、軽く回るようであればＯＫ。
写真及び図を参照。
※一般的にはラインローラーのベアリングには撥水グリス塗布を推奨していますが、グリスは確実回りません。回転重視を狙うのであればオイル推奨。

[個体による必要パーツの違い]
・12ルビアスなんかは、最初から1BB仕様ですので、これを2BB化するには、樹脂カラーは1つで構いません。
そのため、[005-A]タイプを選択したらＯＫです。

・ただし、後付でインストールした場合、ベアリングは「片方が消耗していて片方は新品」てなバランスになります。
どうせ変えるなら、反対側のベアリングも新品にした方がいいです。ベアリングを2つとも新品にしたい方は、ベアリングが１個余分に入った[005-B]を選んでください＾＾

・11フリームスのような安いリールにはラインローラーにはベアリングが１つも入っていません。その場合、樹脂カラーが２つ、ベアリングが２つ必要です。そのため、ダブルベアリング化には、全部入りの[005-C]セットを選択してください。

ここらの構成部品については、図を用意していますので、参考にしてください。

「よくわからん！」という人は、16EM MS対応のフルキット、[523-C]を選んでください。互換性あって、シムもベアリングも最も充実した内容ですので、つぶしが効くパーツです！

簡易発送、よろしくです！＾＾